マンション住むなら1階が快適!子育て世代に特におすすめしたい理由

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マンションの1階は不人気?住んでも大丈夫?

マンション

家探しの際、賃貸でも分譲でも、物件を選ぶときに何階に住んだら良いのか迷ってしまうことはありませんか?一般的にマンションの1階〜低層階は上の階よりも価格が安く設定されていることが多いですが、安いということは人気がないの?住んでも大丈夫かな?と思ってしまいますよね。

しかし実際、子育てファミリーにとってはマンションの1階または低層階に住むことはメリットがたくさんあります。我が家にも小さい子供がいて、マンションを購入する際に1階を選びましたが、1階に住むことによるたくさんのメリットを実感しています。

kyuppy
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たとえ億万長者になれても今のマンションの1階に住みたい…!と思うほど気に入っています

おかげで低価格で好立地のマンションに住めて、快適な子育てライフを送っています!

そこで今回は、マンションの1階を選ぶことによるメリットとデメリット、注意すべき点などを詳しく解説していきます。

マンション1階に住むメリット

マンション1階

高層階に比べてお手頃な価格

同じマンションで同じ間取りの部屋でも、高層階ほど値段が高く、低層階ほど値段が下がる傾向にあります。物件や立地によって差はありますが、新築分譲マンションで低層階と高層階で1千万円以上の差が出ることも。全く同じ立地に住んでいるのに、1階含む低層階に住むことによって住宅への出費をかなり抑えられる…というのは何かとお金がかかる子育て世代にとってはありがたいことです。

住みたい物件があるけど、少し予算が足りない…という場合は、高層階にこだわらず、1階も含めた低層階を検討してみると予算内で購入できる可能性もありますよ。

エレベーターに乗らなくても良い

1階〜3階くらいの低層階に住んでいる場合、エレベーターに乗らなくても外に出やすいことは大きなメリットだと思います。朝の出勤時、幼稚園や保育園の送り迎え時、マンションの他の住人も大体同じような時間帯に家を出ることが多いですよね。エレベーターラッシュになってしまうと、上層階に住んでいる人は時間通りに部屋を出たのにエレベーターがなかなか来なくてマンションを出られない…という事態に陥ることも…。こうなると予定の電車に乗れなかったり、遅刻しないように早めに家を出なければならなかったり、最終的に高層階から階段を使わざるを得なかったり…と大変な目に遭うことも。

kyuppy
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ちなみに1階の住人はエレベーターを使わないのにマンションの管理費にはエレベーターの管理代も含まれています。筆者は特に気にしませんが…

ゴミ捨てが楽

毎日出る普通ごみや、家の中にに置いておくと邪魔になる段ボールごみなど、毎日ごみを集めてマンションにゴミ捨て場に持っていくのはなかなか大変な作業です。ゴミ捨て場が1階にあるケースが多いと思いますが、上層階に住んでいる場合はエレベーターに乗ってごみを運ばなければなりません。特に段ボールごみなど大きなごみをエレベーターで運ぶのは大変です。複数のゴミ袋が溜まっている場合、エレベーターで何度も往復しなければならないことも。その点、1階に住んでいる場合はゴミ捨て場が近いので捨てに行く時も楽です。すぐに捨てに行けるので玄関にゴミ袋が溜まることもあまりありません。

kyuppy
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我が家のマンションは鍵付きのゴミ捨て場があるので1階でゴミ捨て場が近いからといってニオイがするとかいうことはありません

夏は涼しい

マンション1階は、南向きであっても上層階よりは日当たりが悪くなります。これはデメリットでもあるのですが、メリットでもあります。6月くらいになると、外は日差しが強くてかなり暑い…という日でも家の中は比較的ひんやりとしていて涼しいです。そのため、個人により体感差はあるものの、真夏になるまでクーラーを使わなくても過ごせます。

kyuppy
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春頃に長袖の上着を羽織って外に出たら家の中よりかなり暑かった…ということも

火事や地震などの災害時に逃げやすい

地震や火災が起きたとき、屋外に避難しやすいかどうかは重要なポイントです。地震や火災時にエレベーターは使えないので、高層階の住人ほど避難するのが大変になります。また、非常口やエントランスが使えない場合であっても、1階であれば最悪ベランダから避難することもできます。また、地震が起きた場合は、免震構造のマンションを除けば低層階の方が高層階よりも揺れにくいという面があります。但し、水害の際は逆に低層階に住むことがデメリットとなります。

何らかの特典が付いていることも

ご紹介した通り、マンション価格で比較すると高層階より低層階の方が値段が安い傾向にあるにもかかわらず、分譲マンションの場合など、1階であるということを考慮してか部屋に何らかのオプションや有利な条件が付いていることがあります。例えば他の階にはない広い専用庭や、他の階より広いバルコニー、床下収納が付いているなどがあります。(特に何も付いていないこともあるので確認を!)

kyuppy
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我が家の場合、専用庭はありませんが床下収納が付いていいることと、2階以上の部屋よりも天井高が高くなっているので部屋がかなり広く見えます。それなのに2階よりも分譲価格はかなり安く設定されていました

特に子育てファミリーにおすすめな理由

遊ぶ子供

ベビーカーで外出しやすい

子供が小さい時、ベビーカーでの外出のしやすさは大切なポイントです。ベビーカーで外出する場合、低層階であっても2階以上であればエレベーターを使う必要があります。大きなベビーカーでエレベーターに乗ろうとすると、他の住人と乗り合わせた時にとても狭くなってしまったり、複数の人が乗れなくなってしまってエレベーターを見送ってもらい、申し訳ない思いをすることも…

また、小さな子供連れで外出する際は、どうしても荷物が多くなってしまい、しょっちゅう忘れ物をすることも多くありませんか?

kyuppy
kyuppy

ベビーカーで外に出てから、やっぱり暑いから子供の帽子取りに帰りたい!水筒忘れた!自分の日傘も忘れた!なんてことはしょっちゅうあります…

その他、マンションを出たと思ったら子供が急に「トイレ!」と言い出したり…そんな時でも、わざわざエレベーターに乗って戻るのは時間もかかりますが、1階であれば1軒家と同じように比較的気軽に戻ることができます。

荷物が運び込みやすい

子供がいると、おむつやミルクなど、何かと買うものが多いので週末に車でまとめて買い出し、というご家庭も多いと思います。車で買い出しに出かけて、たくさんの食料品や日用品、または家具・家電などを持ち帰ってきた時、マンションの場合は家の中に運び込むのに苦労します。

カピさん
カピさん

車で格安スーパーや家電量販店、インテリアショップに出かけた時はたくさん買ってしまうもんなぁ

荷物の量によっては車と自室を何度も往復して荷物を運ばなければいけません。高層階の場合エレベーターを使うので往復は大変ですが、1階の場合は、車から玄関までの距離が近いので1軒家と同じ要領で運び込みも簡単。

高層階の場合、大型のものを買った時に車で運べるものであっても配送サービスを使う方も多いと思いますが、1階の住人であればその必要はありません。

子供の転落事故などの防止

子供はとっても好奇心旺盛。少し目を離した隙に、ほんとにどんなに危ないことをするか分かりません…。ベランダや窓の近くに踏み台や登れるものがあれば、興味本位で身を乗り出してしまう心配もあります。ベランダだけではなく、マンションの廊下や階段の踊り場なども同様です。

その点、1階に住んでいれば、家の中にいる限りは高いところから転落するという心配はあまりありません。

子供が走り回っても下の階への配慮がいらない

子供が2〜3歳になると、家の中でも走り回ったり飛び跳ねたりと活発になってきます。下の階に住人がいる場合、足音が響いていないか気になってお子さんを注意する、ということも多いのではないでしょうか。実際、上階の子供の足音に関する苦情はマンションでは多いようです。

1階に住んでいれば、子供が元気に走り回ったり飛び跳ねたりすることにも寛容になれます。もちろん、その他騒音については他の階と同様に気をつけましょう。

kyuppy
kyuppy

他のお友達のマンションに行った時は飛び跳ねないでね!と子供に言い聞かせています

デメリットを考えてみよう

エレベーター

防犯面が心配

マンションの1階に住むことを考えた場合、一番の懸念材料は防犯面ではないでしょうか。実際、例えば女性の一人暮らしの場合は1階に住むことはあまり推奨されません。一人暮らしの場合で賃貸物件を探す場合、「2階以上」を条件に探すことが多いのではないでしょうか。

一方、ファミリータイプのマンションで1階を選ぶ場合、メリットが多いのも確かです。その場合、防犯面をクリアできるかが一番のポイントになります。具体的には、

  • オートロック付き物件を選ぶ
  • ベランダに目隠し用のフェンスや植物がある、道路と高低差や距離をつけて見えにくくしているなど
  • 暗くて人通りの少ない道に面しているベランダでないこと
  • 民間のセキュリティサービスを活用する

1階でも、ベランダから通行人と目が合ってしまうような無防備なベランダは防犯面でおすすめできません。しっかりと目隠しができているか確認をしましょう。また、比較的明るく、人通りや車通りのある道路に面しているベランダであれば、ベランダから侵入されるという心配は少ないと思います。分譲マンションでは、下層階にはあらかじめ民間セキュリティサービスが付帯しているという物件もあります。上記の条件をしっかりと満たしていれば防犯面での懸念はかなり軽減することができます。

見晴らしが悪い

マンションの高層階であれば、ベランダや窓からの見晴らしや景色が良いということが大きなポイントでしょう。景観の良い高層階に住むことをステイタスと感じる人もいます。

ただ、ベランダから景色なんて見ないし気にしない!という人にとっては全くこの限りではありません。

kyuppy
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子育てしていると、景観やステイタスより実用性重視…

日当たりが悪い=冬は寒い

1階に住むメリットとして、夏は涼しいということをご紹介しましたが、裏を返せば日当たりが悪いので冬は寒いということです。高層階であれば冬でも窓やベランダから日差しが入れば暖かくなりますが、1階は家の中まで陽の光が入りにくいので冷えます。真冬は床暖房や暖房器具が必須でガス代がかさむことも。1階を選ぶ場合は、少しでも陽の光が入るように、南向きの物件を選んだ方が良いでしょう。

ただ、逆に高層階のデメリットとして夏場は日差しが強くて暑くなりやすく、冷房代がかさむことがあるのでこの点においては引き分けと言えるかもしれません。結局暑いのが嫌いなのか、寒いのが嫌いなのか…好みの問題かもしれません。

車の排気などが気になる

マンションが幹線道路沿いなどの交通量の多い場所にある場合、低層階は排気ガスや粉塵の影響を受けやすくなります。ベランダに洗濯物を長期間干しっぱなしにしておくと黒い煤や汚れがついてしまうことも考えられます。

ただ、このような道路沿いにマンションがある場合でも、排気ガスや粉塵は風に乗って舞い上がりますので上層階の空気が必ずしも綺麗とは限りません。排気や粉塵が気になる場合は、あまりに交通量の多い幹線道路沿いの物件は避ける方が無難です。

kyuppy
kyuppy

我が家ではベランダに洗濯物をあまり干しません。排気ガス以外に花粉やpm2.5も気になるので…室内干しや乾燥機付き洗濯機、浴室乾燥なども活用できますよ。

水害時の浸水リスク

1階に住むメリットとして、火災や地震の際に避難しやすいことを挙げましたが、水害の場合は浸水リスクが最も高いのは1階です。マンションの1階を選ぶ場合は、廻りより少し高台の土地など、水害リスクの低い場所を選ぶようにしましょう。

虫が入ってきやすい

春から夏になると、マンションの低層階ではベランダや玄関から虫が侵入しやすくなります。一般的には高層階では虫が出にくいと言われているので、虫が嫌いだからという理由で高層階に住むという人もいるようです。

ただ、築年数の浅いマンションでは気密性が高く、きちんとドアや窓を閉めていれば家の隙間から虫が侵入するということは少ないようです。玄関やベランダの窓は開けたらすぐ閉める、虫除けグッズなどを活用するなど対策を取っていればそれほど頻繁に悩まされることは少ないように思います。

デメリットから考える、マンション1階を選ぶときの注意点まとめ

以上の点から、マンションの1階を選ぶ場合に気を付けることとして

  • 防犯対策(ベランダの目隠し、セキュリティサービス)がしっかりしている物件を選ぶ
  • 日当たりが悪いのでできれば陽の光が入りやすい南向きの物件を選ぶ
  • 排気が気になる場合は交通量の道路沿いの物件は選ばない
  • 水害や浸水リスクの低い場所にある物件を選ぶ

これらの条件をクリアすれば、マンション1階に住むデメリットはかなり軽減できます。

kyuppy
kyuppy

筆者の住むマンションは、これらの条件をクリアしています

まとめ:マンション1階は子育てファミリーにとって住み心地快適!

幸せな親子

今回は、マンションの1階に住むメリットとデメリット、実際に1階を選ぶ場合の注意点について解説しました。

防犯面などの注意点をクリアすれば、マンションの1階は子育てファミリーにとって金銭面以外のメリットも大きく、住み心地も快適です。

マンションの1階に住むことを考えているけど、本当に大丈夫かな?と思っている方は、是非参考にしてみてください。

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