キッチンカウンター下のデッドスペースを有効活用したい!
一般的な間取りの対面式キッチンのリビングの場合、リビング側のカウンター下スペースがデッドスペースになっていることが多くあります。
狭くて収納が少ないお部屋の場合、ここの部分を有効活用できないか…?と思ったことはありませんか?
カウンター下サイズにちょうどいい家具を探せばいいんじゃない?
カウンター下の奥行きが小さく、ちょうど良いサイズの家具が見つからない…
でも木材などを使ってDIYするのはハードルが高すぎる…。
壁を傷つけるのも避けたいし、できるだけお金もかけたくない!
最初は、壁を傷つけないように突っ張り棚収納のようなものができないかなぁ…と考えていました。そんな時に思いついたのが、100均だけで完成するワイヤーネット収納です!
100均だけで収納完成!?ワイヤーネット活用
インテリア系のブログを見て、100均一で売っている突っ張り棒やワイヤーネットを使った収納法があることを知りました。これをカウンター下収納に応用できないか考えてみました。
見よう見まねでやってみたところ、全部で2,000円もかからない金額で収納が完成。本当に便利で、必要なものがすぐに手に取れるので家の中のストレスも減り、かなり愛用しています!
そこで今回は、ワイヤーネット収納の作り方とおすすめ収納方法についてお伝えします。
キッチンカウンター下収納簡単diyの手順
用意するもの
材料は、全て100均で購入できます。
- ワイヤーネット
- 突っ張り棒
- 結束バンド
- ワイヤーネット用収納カゴ(収納したいものに合わせて幾つでも)
- ワイヤーネット用フック
- クリップ
セリアの「ワイヤーラティス」という商品です。なるべく大きいものを複数枚選んで、自宅のカウンター下サイズに合うように組み合わせます。
突っ張り棒もカウンター下のサイズを測って突っ張れるサイズのものを選びましょう。なるべく太めのものを選んでください。ワイヤーラティスと組み合わせた時に、カウンター下の横幅によって必要な本数が変わります。大体3〜5本くらい必要です。
結束バンドは小さめサイズのもので大丈夫です。
ワイヤーに掛けて使える収納カゴはたくさん種類があります。収納したいものに合わせて選びましょう。ペン立てタイプはあると便利。メッシュポケットの方が小さい物を入れた時に落ちにくいです。
ワイヤーネットに掛けて使えるフックも大きいものから小さいものまで種類があります。S字フックでも代用できます。
クリップはワイヤーを挟めるものなら何でもOK。このような木製ピンチがあれば見た目もオシャレで使いやすいです。
今回は全てSeriaで揃えましたが、ダイソーなど他の100均でもワイヤーネットやワイヤーネット用のパーツが色々揃っていますよ。
手順
手順は、やり方を読まなくても分かるくらいに簡単です!
我が家のカウンター下の場合、30.5㎝×59㎝のワイヤーネットを縦に2枚×横に3枚繋げてでちょうど良いサイズに収まりました。突っ張り棒は4本使いました。
ワイヤーネットと突っ張り棒、ワイヤーネットどうしを結束バンドで何箇所か固定します。この時、突っ張り棒のアジャスター部分の上に結束バンドを引っ掛けてネットを固定すると、固定したネットが棒を滑り落ちていくのを防ぐことができます。
ネット同士が交差する場所や、真ん中部分はずれないようにしっかりと固定します。
突っ張り棒を壁に固定し、床からカウンター下まで突っ張りますが、フックやクリップをかけられる遊びがあれば十分なので、壁際にピッタリとくっつけるようにして突っ張ります。
あとはフックや収納カゴを掛けて、好きなものを収納していくだけです!
雰囲気を変えたい場合は、事前にカウンター下に可愛い色や柄の剥がせる壁紙などを貼るのもアリ!
100均ワイヤーネット収納でできること
おすすめのレイアウト
我が家では、このようにキッチンカウンターの横にダイニングテーブルを設置していて、ワイヤーネット収納にすぐ手が届くようになっています。ダイニングの椅子に座ったまま手が届くので、ティシュやゴミ箱、ペンやリモコンなど、座ったままワイヤーネット収納からすぐに必要なものを手に取ることができます。
実際に何を収納しているか
ワイヤーネット収納は、あまり重いものは収納できませんが、普段使うものですぐに手に取りたい!というような細々としたものを何でも収納できます。
2キロ弱あるPCケースをぶら下げていても平気ですが、それ以上重いものを収納するには向いていません。
ティッシュ
ティッシュやウエットティッシュは、食事中に子供がよく食べこぼしたりするのですぐに手に取りたいものNo.1です。だからと言ってテーブルに置きっぱなしにしておくのも邪魔になるし見栄えが良くないですよね。このように、紐付きのティッシュケースをワイヤーフックのパーツに掛けて、自分の席のすぐ横に設置しておくと食事中などにすぐ手に取れて便利です。
ゴミ袋
ダイニングに座っているときや食事中に必要なものNo.2がゴミ箱です。食べこぼしを拭いたティッシュやダイニングで出るごみをすぐに捨てられるので、テーブルが散らかりにくくなります。こちらもワイヤーフックにビニール袋を掛けておくだけ。
ペンやメモ、ハサミなどの文房具
ワイヤーフック収納のペン立てカゴを使えば、ペンやハサミなどの文房具が収納できます。ダイニングテーブルで手紙の開封、プリントや書類の記入、子供の持ち物の名前書きなど事務作業をする場合は、こういった文房具にすぐ手が届くとすごく便利です。体温計やリモコンを入れておいても。
郵便物入れ
我が家では、大きめのワイヤー用物収納パーツを使って夫用の郵便物入れにしています。夫用の郵便物を仕分けて必要なものはここに入れておき、見てもらうようにします。
クリップでメモやプリントを留めて、掲示板がわりに
ワイヤーネットはコルクボードなどの掲示板がわりにも使えます。買い物リストを書いたメモ、幼稚園や学校から貰ってきたお知らせプリントなどをクリップで留めておけばすぐ目に入るのでやるべきことも忘れません。
マスクを掛ける
これはおすすめの使い方。ワイヤーフックに使用中のマスクを一旦掛けておきます。外出して、また後で同じマスクをして出かける場合にでも、ここに掛けておけば失くすことはありません。
スマホの置き場、充電場所
スマホは家の中で失くしたり、場所が分からなくなりがちです。あらかじめ手に取りやすい置き場所を決めておけば探し回ることも減りますよ。小さめのワイヤー収納カゴに自分のスマホを入れてすぐ手に取れるようにしています。カウンター下にコンセントがあるので、ここから線を繋いで充電することもできます。
掃除道具
カウンターのホコリ取り用にお掃除用ワイパーを引っ掛けています。カウンターが埃で汚れていたらすぐに手に取って掃除することができます。
写真など
余ったスペースにはお気に入りの写真や子供の作った図画作品などを飾ってもOK。
まとめ:カウンター下収納は、100均ワイヤーネットでお安く手軽に
今回は、100均のワイヤーネットを使ったカウンター下収納の作り方から、便利な利用方法までお伝えしました。
普段使う細々としたものを手に届くところにまとめて収納しておくだけで、家の中で必要なものがすぐに見つからないイライラやストレスを減らすことができますよ。
100均ワイヤーネット収納は、高価な家具を買ったり本格的なDIYをするよりも安価で手軽に挑戦できますので、是非参考にしてみてください。
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