おやすみ前のホットドリンク！妊娠中や授乳中のおすすめは？

おやすみ前にほっとできるひと時を

まだまだ寒い日が続きます。妊娠中は体調がすぐれなかったり、授乳中は赤ちゃんのお世話で大忙しのママはなかなかひとりでゆっくりする時間が取れませんよね。

一日中大忙しのママも、寝る前のわずかな時間だけでも、好きなことをしながらほっとする時間を持ちたいものです。そんなリラックスタイムのお供に温かいドリンクを用意しておくと、心安らぐ時間を過ごすことができますよ。ここでは、妊娠中や授乳中におすすめのホットドリンクをご紹介したいと思います。

妊娠中・授乳中はノンカフェインのドリンクを上手く利用しよう

以前はコーヒーや紅茶を好んで飲んでいたママも、妊娠中や授乳中はカフェインの摂取量に気を付けなければなりません。日本では妊娠中や授乳中に健康への悪影響がないとされるカフェインの摂取量が定められていませんが、諸外国では１日に200〜300mgまでが望ましいとされています。このことから、コーヒーなら2杯程度までが妊娠中や授乳中の目安となります。ただし、チョコレートなど、その他の食品にもカフェインが含まれることがあるため、コーヒーなどの飲料だけではなく、1日の摂取量を総合的に考えることが必要です。

カフェインの推奨摂取量を超えたからといって直ちに悪影響が出るわけではありませんが、妊娠中や授乳中はノンカフェインのドリンクなら、カフェインの量を気にせず安心して飲むことができますよ。

妊娠中・授乳中におすすめのホットドリンク５選

ラズベリーリーフティー

ラズベリーリーフティーは、妊娠8ヶ月以降の妊婦さんにおすすめのドリンク。ベリーの甘酸っぱい香りが特徴です。ビタミンやミネラルなど、出産期に嬉しい成分が含まれていて、「安産のハーブティー」「出産準備のお茶」とも言われています。また出産後や授乳中に飲むのにも適しています。

ただし、ラズベリーリーフティには子宮収縮作用があるので、妊娠初期から中期に飲むのは控えるようにしてください。妊娠後期であっても、1日に１〜２杯におさめ、医師から切迫早産などの指導を受けている場合は相談してから飲むようにしてください。

妊娠中や授乳中は、オーガニックのタイプを選ぶとより安心ですね。

生姜湯

生姜は血行を促進し、体を温める効果があると言われています。身体が冷える冬には生姜がたっぷり入った生姜湯で芯から温まるのがおすすめです。

こちらの生姜湯は筆者がリピート買いしていたものですが、生姜の辛味が強くてとろみがあるので、身体が芯からポカポカになります。辛みが強いのが苦手な方には、中辛もあります。粉末状で熱湯を注ぐだけで簡単に飲めます。

但し、甘い生姜湯には糖分が多く含まれているので、カロリーの過剰摂取には気をつけてください。

ホットミルク

ホットミルクは、寝る前に飲むのが特におすすめのドリンクです。牛乳にはトリプトファンという栄養素が含まれていて、睡眠を促してくれる効果があります。効果には個人差がありますが、ストレスや疲労でなかなか質の良い睡眠が取れていない…と感じている人は一度試してみてはいかがでしょうか。はちみつや黒糖、きな粉、シナモンなどを加えてアレンジするのもおすすめです。

ゆず茶

ゆず茶は、ゆずを皮ごと砂糖で煮込むなどしてジャム状にしたものをお湯で割った飲み物です。ゆずの爽やかな香りでリラックス、疲労回復などの効果を期待することができますよ。

ルイボスティー

寝る前に甘いものやカロリーの高いものを摂取するのはちょっと…という方には、ノンカフェインのお茶として代表的なルイボスティーをストレートで飲むのがおすすめです。ルイボスティーにはリラックス効果や美肌効果など、女性に嬉しい効果が期待できるので、妊娠中や授乳中の方だけではなく、妊活中の人にもおすすめです。独特の風味があるので、苦手な方はハチミツやミルクを加えて飲むと飲みやすくなります。

妊娠中や授乳中でもおやすみ前のリラックスタイムを

妊娠中や授乳中は、自分だけではなく赤ちゃんへの影響も考えるので、普段と違って食べるものや飲むものにも気使い、ストレスも溜まりがちになります。少しでもリラックスタイムを取るようにして、うまく気分転換できると良いですね。妊娠中や授乳中でも安心して飲めるドリンクを用意して、素敵な時間を過ごしてください。