お気に入りのハンドバッグ、子供を抱っこしたり手を繋いだりするからなかなか使えない…
斜めがけできるショルダーバッグだったら使いやすいのになぁ
私は最近、お気に入りのハンドバッグをショルダーバッグにリメイクしました!
ちなみに裁縫は苦手で、ハンドメイドも作ったことないよ
小さい子供連れでのお出かけは、リュックやショルダーバッグに荷物を入れて両手を開けておく方が何かと動きやすいものです。
私の普段の子連れお出かけスタイルでは、大きなマザーズバッグに荷物を入れてベビーカーなどに掛け、スマホや財布などはすぐ取り出せるように斜めがけのショルダーバッグに入れています。
最近一目惚れして購入したファミリアのシェニール織ハンドバッグ、なかなか使う機会がありません。
このバッグ、斜めがけショルダーだったらいいのにな…
私は裁縫が苦手で、子供の幼稚園グッズや制服の裾上げなどの針仕事を、全て自分の母にやってもらっているくらいです。針と糸で縫うぐらいはできますが、ハンドメイドも作ったことはない素人です。
そんな私でも、少し頑張ればこのお気に入りバッグをショルダーバッグにリメイクすることができました!
「裁縫は苦手だけれど、何とかしてハンドバッグをショルダーバッグにリメイクしたい…」という人の参考になれば嬉しいです♪
ショルダーバッグにリメイクする方法を考える
ハンドバッグをショルダーバッグにする方法を調べてみるといくつかあるようです。
①バッグ変換アクセサリーを使う
特殊な形の 革製のバッグ変換アクセサリー をバッグの持ち手の付け根に取り付けて、ショルダーストラップを取り付ける方法です。
変換アクセサリーを巻き付けて留める仕様になっているので、穴を開けたり縫ったりする必要がありません。
ただ、この変換アクセサリーはロンシャンのバッグにフィットするように作られているようで、今回のような布製シェニールバッグには合いそうにもありません。
二つある持ち手の片方に付けることになるので、付けたときのバランスが気になります。
ロンシャンと同じような革の持ち手のバッグであれば最適。
今回はバッグの材質と合わないのでこの方法は諦めました
②キャンプ用クリップを使う
こちらは HOLDON ホールドオン マルチクリップ という商品で、本来はキャンプ用にシートやタープを固定したりするために使う商品だそうです。
サイズは2種類あり、ショルダーバッグ用に使うなら通常サイズよりminiサイズの方が適しているかも。「引けば引くほど強く挟み込まれる」そうで、miniの方でも耐荷重は45kgもあるので、バッグに荷物を入れても外れる心配はなさそうです。
ただし、miniの場合、挟むことができる厚さが1.5ミリとなっているので、今回のような厚みのあるシェニールバッグには適していません。材質的にもシェニール生地には馴染まなさそうです。
キャンパス生地など、薄手で硬め生地のバッグであれば適していると思います。
こちらの記事が参考になりました!
くわえカンを使う
くわえカンとは、洋服のサスペンダーなどに使う金属製固定器具です。挟むだけなので切ったり縫ったりも必要なく、非常に簡単に取り付けができます。
こちらのくわえカンは、用途に「バッグの持ち手にお使いいただけます」と書かれているので、ショルダーストラップの取り付けもできそうですが、強度の程度は不明。
洋服のサスペンダーなどに使われていることを考えると、あまり重いものを入れるには向いていない気がします。
ショルダー用アタッチメントを縫い付ける
ここまでは、針と糸で縫わずにショルダーバッグにする方法を考えていましたが、いまいちしっくり馴染むものがありません。
「できれば既製品のショルダーバッグのように、自然に見えるレザーストラップを付けたいな」と思っていたので、
仕方ない、針と糸で縫うだけならできるかも、頑張ってみるか
と思い、楽天の手芸ショップで見つけたのがこちら。
INAZUMAの合皮ショルダーアタッチメント です。カラーバリエーションが豊富で、手持ちのバッグに馴染む色が見つかりそう。
アタッチメントには縫製用の穴が開いているので、素人でも縫えそうです。さらに、同じカラーバリエーションのストラップ もあるので、同じカラーを選んでセット買いするのがおすすめです。
アタッチメントが10ミリ幅用なので1センチ幅のストラップを選びます
今回はバッグがブルー系で持ち手がネイビーだったので、それに合わせてネイビーのアタッチメントとストラップを選んで購入しました!
ショルダー用アタッチメントでハンドバッグをリメイクする
そんな訳で、アタッチメントを縫い付ける方法でハンドバッグをショルダーバッグにリメイクすることにしました。
リメイクに必要なものはこちら。
家庭のお裁縫箱に入っている普通の針と糸でも縫えるとは思いますが、ショルダーバッグには大切な貴重品を入れるため、できるだけ強度を強くしておきたいところです。
アタッチメントは合皮製なので、レザークラフト用の太い針と糸を購入しました。
レザークラフト用の針は、細めのものからめちゃくちゃ太いものまでありますが、今回のレザーアタッチメントにはあらかじめ穴が開いているため、レザー用針の中でも比較的細めのもので縫えるかと思います。
縫い糸もできるだけ太くて強いものを選びます。今回は、エスコードという麻素材の太い糸を選びました。
固くてしっかりしているので、ピーンと立って針に通りやすいです。
後は普通に縫うだけ…と言いたいところですが、レザー縫いは普通の縫い方とは違うようです。素人なのでgoogleで素直に「レザー縫い」を調べてみました。
こちらの記事がとても参考になり、読みながら縫い進めていきました。縫い始めの処理も一見難しいですが、書いてある通りにやれば素人の私にもできました。
縫い終わりの処理方法も丁寧に書かれていました。
とても分かりやすく参考になる記事でした!
というわけで、こんな感じに縫うことができました!縫い始めと縫い終わりが補強されていて、取れにくくなっています。
表面はアタッチメントのガイド穴のおかげで綺麗に縫えましたが、縫い目を裏からみるととても汚くなってしまいました。時間があれば綺麗に縫い直したいところですが、あまり見えないのでひとまず良しとします。
まとめ:お気に入りのバッグをショルダーバッグに
子供連れの外出時には、片手が塞がってしまうハンドバッグはなかなか使いにくく、やはり斜めがけできるショルダーバッグが便利です。せっかくお気に入りで買ったバッグも、眠らせておくのはもったいないですよね。
今回調べてみた結果、ハンドバッグをショルダーバッグにリメイクするには、取り付けるだけのものから手縫いが必要なものまでいくつか方法があることが分かりました。
「このバッグ、ショルダーバッグだったら良いのに…」と思ったら、お手持ちのバッグの材質などに合わせて、最適な方法でリメイクしてみてくださいね。
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