授乳後に胸がチクチク痛い!「母乳が作られる痛み」を克服した6つの対処法

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授乳後に胸がチクチク痛くてツラい!良い解決方法はないのかな

授乳は赤ちゃんとの大切な時間ですが、母乳量や痛みなど、トラブルは尽きないものですね。

中でも、「授乳後に胸がチクチク痛む」という悩みは意外と多いようです。

私も母乳育児をしていますが、授乳後のチクチクした胸の痛みに悩まされていました…

生後5〜6ヶ月ごろにこの痛みに悩まされましたが、ネットで色々な記事を調べたり、母乳外来や乳腺外科に行っても解決しませんでした。

しかし、いくつかの方法を組み合わせたところ、このツラい痛みを克服する方法を見つけたのです!

この記事では、そんな私が「授乳後のチクチクした痛みを克服した方法」について詳しくご紹介します。

あくまで体験談なので効果には個人差がありますが、授乳後のチクチクした痛みに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!

こんな人におすすめ
  • 乳腺炎でもないのに授乳後に胸がチクチク痛む
  • 授乳後のチクチクした痛みを病院に相談したけど解決しない
  • 授乳後のチクチクした痛みを克服した体験談が知りたい

授乳後のチクチクした痛みの原因は?

授乳後1時間以内ぐらいに、背中や心臓にまで響く刺すような痛みが襲う…

ひどい時は、顔をしかめてうずくまるしかないような辛い痛みでした。

この痛みは1日に何度も訪れましたが、授乳後に必ず起きるというわけではありませんでした。

痛みのせいで授乳するのが怖かったけど、結局授乳するしかなくて辛かったです

そもそもこの痛みの原因は何なのでしょうか?授乳で胸が痛くなる主な原因を調べてみました。

授乳で胸が痛い主な原因
  • 赤ちゃんの吸い方による痛み
  • 乳口が詰まることによる乳口炎
  • 母乳が詰まることによる乳腺炎
  • 催乳の感覚による痛み(母乳が作られるときの痛み)

乳口炎や乳腺炎の場合はしっかりと対策を

赤ちゃんが上手に乳首を吸えていない場合、乳首が切れて痛むことがあります。特に赤ちゃんが乳首を浅く吸う傾向にある場合、切れて痛みが出やすくなります。

特に新生児のうちは赤ちゃんも上手く吸えないことがあるから、練習あるのみ…

乳首の咥えさせ方を見直し、乳輪全体を咥えさせるようにしましょう。

また、乳首に白いにきびのような白斑ができている場合は乳口炎の可能性があります。母乳の出口である乳口が詰まって炎症を起こしている状態です。

乳口炎を防ぐには、乳首をしっかりと咥えさせること、また傷ついた部分の炎症を抑えるため「ラノリン」などの保湿剤を塗るのも有効です。

乳口炎が進行すると、母乳の通り道である乳腺や乳管が詰まり、ズキズキとした痛みを伴う乳腺炎になることがあります。乳腺炎になると、胸の一部が赤く腫れたり発熱やだるさを伴うこともまります。

乳腺炎を防ぐには、あまり授乳間隔を空けすぎず、母乳が溜まりすぎないように赤ちゃんにしっかりと飲んでもらうことが重要です。

また、既に熱を持ったり腫れたりしている場合は、冷却シートなどで冷やす方法もあります。

母乳が作られる(催乳)感覚による痛み

母乳が作り出されるときにツーンとした痛みを感じることがあります。この感覚が人によって痛みと感じることがあります。

特に母乳がたくさん出ている人は痛みを感じやすいこともあるようです。

実際、私が授乳後のチクチクした痛みに悩まされて母乳外来に相談したときも、催乳による痛みではないかと言われました。

授乳後に胸がチクチク痛くて辛いんですが

助産師さん
助産師さん

詰まっていないし、乳口炎や乳腺炎ではなさそうなので、母乳が作られるときに感じる痛みだと思います。特別な対処は必要ないですよ

そう、この「母乳が作られるときの痛み」に関しては、対処法が特にないというのです。

対処療法に、痛み止めを処方してもらいました

あまりにも辛くて乳腺外科にも相談し、エコーをとって調べてもらいましたがやはり解決しませんでした。

そこで、自分なりにこの痛みを克服するために試し、効果のあった方法をご紹介します。

授乳後のチクチクした痛みに効果のあった対処法

授乳後のチクチクした痛みに効果があった方法
  1. 水分をたくさん摂る
  2. 水分摂取を母乳詰まり防止ハーブティーに替える
  3. 痛み止めを飲む
  4. 保湿剤を塗る
  5. 痛み出したらカイロを貼る
  6. 離乳食を適切に開始する

痛みの予防と対処療法がありますが、私はこれらの対策を全部同時並行で行っていました

①水分をたくさん摂る

母乳の大半は水分でできているので、授乳中はいつも以上に水分補給が必要になります。

授乳後のチクチクした痛みに悩まされていた時期、季節は真夏だったのでできるだけ水分補給を心がけているつもりではありましたが、

母乳は血液から作られている。母乳が作られるときにこんなに痛くなるとしたら、血液がドロドロ=水分が足りていないからでは…?

と思い立ち、水分補給の量を今までの2倍程度に増やしてみたのです。

水よりお茶が好きなので、ノンカフェインの麦茶を一日2リットル以上飲むようにしてみました

「水飲み健康法」「水飲み美容法」というのもあるぐらいだから、水分を多く摂ること自体は健康にも良いはず…と思い、とりあえずやってみることにしました。

ところが、水分摂取量を2倍に増やして数日も経たないうちに変化がありました。一日のうちで授乳後の胸のチクチクした痛みに悩まされる頻度が明らかに減ったのです。

kyuppy
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デメリットはトイレが近くなることぐらい

②水分補給を母乳詰まり防止ハーブティに替える

水分摂取量を2倍に増やしたことにより、痛みの頻度は体感で3分の1くらいになりました。

こうなったら、痛みを完全に克服したい!

そう思って、より効果を高めるために「授乳時のチクチクを解消する」というハーブティを購入しました。

AMOMAのミルクスルーブレンド という母乳トラブル専用のハーブティです。

楽天市場とamazonでも取り扱いがありますが、『AMOMA』のハーブティー 公式から定期購入するとお安くなります。

私は月に1袋(ティーバッグ30個)のペースで飲んでいました

ノンカフェインで無添加なので授乳中も安心して飲むことができます。

今までは麦茶で水分摂取をしていましたが、代わりにこのハーブティを大量に作って飲むことにしました。

普通のハーブティーよりはお高いので、ティーバッグ1つにつき1〜2リットルくらいお湯で煮出してこまめに飲んでいました。(本来はティーバッグ1つにつきお湯500mlくらいだそうですが、水分摂取量を増やすために薄々にして飲んでいました…)

水分摂取量を増やすだけでも効果はありましたが、水分摂取をこのハーブティーに替えてからは授乳後のチクチクした痛みを完全に克服できたのです!

この方法を始めてからいつの間にか全く痛みを感じなくなりましたが、今でも水分補給はこのハーブティーでしています

③痛み止めを飲む

それでも痛くなってしまったときは、病院から処方された痛み止めを飲んでいました。先生によると、市販の痛み止めでも用法容量を守れば自分で購入して飲んでもOKとのこと。

ただ、痛み始めてから薬を飲んでもすぐに効くわけではないので、結局1時間〜2時間ほど痛み続けることが多かったです。

痛みが来てしまった時に和らげる対処療法としてお守り程度に

④保湿剤を塗る

チクチクした痛みに悩まされていた頃、娘は授乳時に「引っ張り飲み」をする赤ちゃんだったので、「引っ張られた傷の痛みも関係しているのかも…」と思い、授乳後に保湿ケアをするようにしていました。

私はカネソンのランシノーをリピ買いして授乳後のケアに塗っていました。ラノリン100%で赤ちゃんの口に入っても無害です。

⑤カイロを入れる

こちらも対処療法ですが、痛み始めてしまったときはカイロをハンカチで包んで胸に入れると、カイロの熱さで痛みがごまかされる気がしました。

痛みで眠れないときにおすすめの方法

くれぐれも低温やけどには注意してくださいね。

⑥離乳食を適切な時期に開始する

痛みのピークは生後5ヶ月〜6ヶ月ぐらいだったので、離乳食の量が増えて授乳が減っていくにつれて痛みがなくなっていった気がします。

生後5ヶ月〜6ヶ月ぐらいの時期は、まだ離乳食の量も少なく、母乳を大量に製造していたために痛みを感じやすかったのかな?と思っています。

そう考えると、離乳食を遅らせずに赤ちゃんに適切な量を食べてもらい、授乳量を徐々に減らしていくことが痛みの克服に繋がったのかもしれません。

離乳食の進み具合には個人差があるから、あまり食べない赤ちゃんの場合は無理をせずに

まとめ:授乳後のチクチクした痛みには水分補給を増やしてみて

以上が、私が授乳後のチクチクした痛みに悩まされていたときに取った対策です。

私はこれらの対策を組み合わせて全部行っていましたが、特に効果があったと実感したのは水分摂取量を増やしたことです。

水分摂取量を増やして効果があれば、母乳詰まり防止用のハーブティーに変えてみるのも良いと思います。

痛み止めを飲むことやカイロを貼るのは対処療法ですが、痛みで眠れないのはつらいので、痛み始めたらすぐに対処していました。

「そんな簡単なことで本当に効果がある?」と思われるかもしれませんが、実際、母乳が作られる痛みだとしたら他に対処方法がないのです。

もちろん、あくまでも体験談なので誰にでも効果があるわけではないと思いますが、授乳後のツラい痛みに悩んでいる人に少しでも参考になれば幸いです。

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